こんにちは、よそじいの妻です。
退院後、自宅療養中にだいぶ怠けてしまいましてブログを疎かにしてしまいました。
入院中のことを思い出しながらブログを書き進めたいと思います。^^;
さて、手術室に呼ばれた私です。
昨日からチェックにチェックを重ねた手術室への持ち物を持って、点滴をしながら手術室へ向かいました。
手術室へ入ると手荷物は看護師さんへ、私は小さくて細い台(本当に私1人乗れるのかというような)の上に寝るよう指示があり、寝たらすぐに手術着をパッカーンです。下着も取って心電図や血圧を測る装置を慌ただしくつけられ、酸素マスクのようなものを口元に用意されました。
すると看護師さんが体をさすりながら「麻酔入れていきますよ〜」と酸素マスクを口元へしっかりと密着させ「ゆっくりと深呼吸ですよ〜、吸って〜、はいて〜、吸っ・・・
「(よそじいの妻)さ〜ん、わかりますか〜?」
「挿管抜いて痰を吸いますので飲み込まないようにしてくださ〜い。少し苦しいですよ〜」
気付くとリカバリー室のベッドで挿管が外され、痰を吸引されていました。
術前の説明では、術後、まずこの痰の吸引と挿管を抜くことが辛いと思う。と説明されたのですが、私はわけもわからず、ぼーっとしていたら済んでしまったので、もしかしたら力を入れずにゆっくり呼吸をしていればあまり気にならないのかもしれません。
「苦しくないですか〜、無事終わりましたからね〜」と看護師さんに言われたところで、よそじいの登場。「大丈夫?」と心配そうにのぞき込まれ、「うん」と言おうとしたところ、「・・ゔん」とかなりかすれて小さい声しか出ず、色々と答えたい気持ちは山々なのですが、何も説明もお話もできませんでした。よそじいは「うん、うん」と納得するとすぐに帰っていきました。本当ならしばらく様子を見て帰れるそうですが、現在は新型コロナの影響で無事が確認できたら一瞬で帰らなければなりません。
でも今思うと、ボーッとするし、声でないし、動けなかったので、このくらいでちょうど良かったかもしれないです。
あとでよそじいに聞いたところ、手術は1時間半ほどで終わって、私に会いに来る前に主治医から手術についての説明を受けてリカバリー室に来たようです。
よそじいが帰り、看護師さんも一通りの作業を終えて1人になった私は、尿道には管が入り、腕には血圧計が巻かれ、指には酸素を測るクリップがつき、足には下肢マッサージの機械が絶えず動いている中、「えーと・・・」と頭を整理。私としてみれば気を失ったあと目を覚ましたら手術が終わっていたので、なんだか不思議な感覚で「手術、終わったんだよね、うん。」なんて思いつつ自分の状況を把握していると突然「痛い!!」と気付いてしまったのです(笑)
でも痛いのは傷口ではなく最初に感じたのはとてつもなく辛い生理痛のような内側の痛みでした。
他の病院はわかりませんが、こちらの病院では術後痛み止めの点滴とは別に手に握っているスイッチで痛み止めを注入することができました。
術前に「すごく痛くなって我慢できなくなってから押すと効き目が出るのに時間がかかるから、痛くなり始めたらすぐにスイッチを押してください」と言われていたので、速攻でスイッチを押しました。
気付くと私はすっかり寝ていて「い、、、痛い」と起きたらまたスイッチを押し、スイッチを押すとすぐ寝て・・・を繰り返しました。
時々看護師さんが血圧と体温を測りにきて、知らないうちにはかされていた前開きショーツをベリッと開き、出血の確認。
私から何か看護師さんに言ったことと言えば、とてつもなく暑くなり一度ナースコールをして掛け布団をタオルケットへ変えてもらったくらいでしょうか。
あとで、同じ日に手術を受けた人とお話をしたところ、その方は全く眠れず、術後からずっと吐き気が酷く水分を摂っては吐き、何もしてなくても吐きと言う状態だったようです。
私、鈍感なんでしょうか・・・(笑)
途中で看護師さんから「飲み物を飲んでも良い時間になりましたが、飲みますか?」と聞かれ、術前に用意しておいたお茶にペットボトル用ストローをさしたものを渡されました。
「え、、、これどうやって飲むの、、、」そして、手術後6時間経ったら飲水できる。と説明されていたことから「6時間経ったんだ・・・で、今何時?」と思ったのを覚えています。
「体の向き変えましょう!横向きはどちら向きが良いですか〜」と言われたので、なるほど、横向きなら飲めるのか!と思いましたが、体の向きを変えても全くうまく飲めません。そして少し頭を起こさないと飲めなかったのですが、腹筋や体にびっくりするくらい力が入らない事に気づきました。少し体を動かそうとしているだけなのに、なんとも自分の体が重い、、、いや、元々重いのですが(笑)でも向きを変えようにも体がついてこないのです。結局、朝までにお茶は3口くらいしか飲めませんでした。
しかも恐らくいつもの楽な向きとは違う向きを指定してしまい、すぐに体勢が辛くなったのですが、ナースコールのボタンが行方不明になり、探したくとも体は動かないしで、「もう、起きた時は痛み止めのスイッチを押して寝よう!」と心に決め、辛い向きのまま朝を迎えました。
これから入院する皆様、体の向きとナースコールの行方不明にはどうぞお気をつけて!(笑)
あと、こちらの病院ではこの「朝を迎えるまでの時間」が暇だろうと、スマホで音楽を聞いたり、暇を潰すと良いですよ♪とスマホとイヤホンを持っていくことを看護師さんにお勧めされましたが、そんな余裕は全くなく、痛み止めを打って、寝て、また起きて、痛み止めを打ってを繰り返していたら翌日になっていましたよ😃
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